ちょっと早めに山野草採取

100410_山野草摘み1すーっかり春を通り越して、こりゃ初夏だねぇと感じたのもつかの間、與止日女神社の大祭の日を境に、ちょっとぐずついた雨の日が続いている佐賀・川上峡ですが、三寒四温なぞと申しまして、温かい日と寒い日は巡り持ち、「春雨や 一雨毎の 夏の風」という、四季のある日本だからこその楽しみと思ってみれば、しのつく雨もまた楽しというものです。
はい。
長々と枕を申し上げましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は、5月7日に開催される「春の山野草を楽しむ会」に先立って行われた、スタッフによる山野草摘みの様子をご報告いたします!!


…と言っても、私、今回は参加しておりませんので、伝聞推定にてお届けいたします。
「春の山野草を楽しむ会」は、後略
100410_山野草摘み2と言うわけで、食材として利用する山野草は、会に先立ち5月5日と6日に行われる山野草摘みで採取した物をメインに用いるのですが、一度に採取できる山野草の量的な問題(一時に同じ所で大量に採取してしまうとその場所の生態系を壊すことになる)と、仕込みに時間がかかるものもあることから、事前に一度、スタッフによる山野草摘みを実施することになりました。

100410_山野草摘み4

参加したメンバーは、

  • 農学博士の貞松先生
  • 金子 剛画伯
  • 青木料理長
  • 和食の調理人山野
  • 野の花農園の武藤農園長
  • 野の花農園スタッフ 野田
  •   〃   東山

以上、7名。



行った場所はひ・み・つ ♪

100410_山野草摘み3
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はじめに貞松先生から、採取する山野草の説明がありました。
今回採取したのは、以下の山野草。

  • ツクシ
  • ウバユリ
  • ナルコユリ
  • リョウブ
  • ジンジソウ
  • キンミズヒキ
  • カンゾウ
  • ワラビ
  • マユミ
  • ナンデンハギ
  • イタドリ
  • フロフキ

etc…
100410_山野草摘み6それぞれの山野草の群生していそうな場所を貞松先生が指示、スタッフが探索して採取。
朝10時からスタートして、終了したのは午後3時。
十分な量を何とか確保できました。


中でも一番探すのに苦労したのは「フロフキ」。
不老不死の妙薬?「フロフキ」この野草は「不老長寿の薬草」として有名ですね。
あ、もちろん不老不死は言い過ぎですが、陰干しにした物を煎じて飲むと、腹痛、頭痛、のぼせなどに効果があるとされてます。
鎮痛と言うより血流を整えるんですかね。
除福さんは、ご存じ中国最初の皇帝・始皇帝を手玉にとって、大勢の技術者や若い男女、合わせて3,000人に上る大船団を用意させ、遙か東海に浮かぶ仙人の島 蓬莱・方丈・瀛洲という三神山を目指して旅立たせた、稀代のペテン師方士で、彼の率いる大船団は幾日かの航海の末、平原広沢の地に辿り着き、除福はそこに国を築き王となって中国には戻らなかったとされてます。
日本では、この時彼が辿り着いた土地は日本だったとされ、各地に除福伝説が残されてます。
今も残る「秦(はた)」という姓は、除福の末裔だとも言われてますね。
当館から車で20分ほどの金立山で、除福さんは不老不死の仙人に出会い、その仙人から「不老長寿の薬草」として授けられたのが「フロフキ」だったそうです。
閑話休題
100410_山野草摘み8で、これが、なかなか見つからない!!
貞松先生曰く、
「山の奥のひっそりとした日陰の湿った場所に、ポコッと生えている」
んだそうです。
さんざん探し回ってようやく見つけた頃には、「フロフキ」探しで1時間経っていたとのことです。

100410_山野草摘み9
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何とか必要な量を集めることが出来た頃には、参加者のほとんどが、足はガクガク、腰はフガフガの状態だったそうですが、一人貞松先生(70歳代)だけは大変お元気で、ピンシャン(死語)してらっしゃったとか。
武藤農園長は貞松先生のそのお姿に、除福さんの再来を見たとか見なかったとか。
とにもかくにも、これで準備は万端。
後は、開催日を待つばかり!!
山野草に興味のある皆さん、
春の恵みを楽しみたい皆さん、
「春の山野草を楽しむ会」を、是非お楽しみ下さい!!


※この記事は投稿日時時点の情報です。継続的な情報更新は致しません。最新の状況についてはお問合せご確認下さいますようお願いいたします。

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