【佐賀を満喫】ラムサール条約湿地の東よか干潟は春の渡りの準備で大賑わい


佐賀の南方、有明海に広がる干潟は、水鳥の生息地として重要な湿地の保護を定めたラムサール条約で、国際的に保護すべき湿地として指定されています。
東よか干潟には水鳥を含めたくさんの生物が生息していますが、2015年春に日本国内の渡り鳥の渡来地となっている湿地を対象に行われたシギ・チドリ類の調査(モニタリングサイト1000の報告書のページの平成27年度シギ・チドリ類春調査の報告書から)では、春の調査期間の間に最大12,127羽の存在が認められたそうで、これは同調査の対象地域の中では最多です。
内訳を見ると、

ムナグロ 36
ダイゼン 1130
シロチドリ 15 絶滅危惧 II 類
メダイチドリ 132
セイタカシギ 8 絶滅危惧 II 類
オオハシシギ 13
シベリアオオハシシギ 1
オグロシギ 23
オオソリハシシギ 640 絶滅危惧II類
チュウシャクシギ 560
ダイシャクシギ 76
ホウロクシギ 64 絶滅危惧II類
ツルシギ 8 絶滅危惧II類
コアオアシシギ 16
アオアシシギ 182 絶滅危惧II類
カラフトアオアシシギ 1 絶滅危惧I-A類
キアシシギ 125
ソリハシシギ 121
キョウジョシギ 3
オバシギ 110
コオバシギ 3
ミユビシギ 2
トウネン 1650
ウズラシギ 141
サルハマシギ 6
ハマシギ 7050
ヘラシギ 1 絶滅危惧I-A類
キリアイ 2
エリマキシギ 1
アカエリヒレアシシギ 4
ツクシガモ 1750 絶滅危惧II類
ヘラサギ 2
クロツラヘラサギ 30 絶滅危惧I-B類
ズグロカモメ 750 絶滅危惧II類

合計で12,217羽。
絶滅危惧I-A類はごく近い将来に自然での絶滅の危険性が極めて高いもの、B類はA類ほどではないが絶滅の危険性が高いもの、II類は絶滅の危険性が増大しているものです。
こうしてみると、絶滅危惧種を含め多くのシギ・チドリ類が集まっていることがわかります。

こうした渡り鳥達、今の季節は北の地に向けて出発するための準備に大わらわの時期で、渡りに向け少しでも栄養をつけておこうと餌場の干潟に集まってきます。
ということは今がバード・ウォッチングにはうってつけなシーズンと言えます。

東よか干潟でバード・ウォッチングするなら是非チェックしていただきたいのが「干潟の生き物図鑑」というサイト。
水鳥は満潮時波打ち際に合わせて浜辺に近づいてきて、波が引くのに合わせて沿岸に離れていきます。浜辺から見るのにベストなタイミングは満潮時間の前後1~2時間。上のサイトの「潮見表はこちら」をクリックすると満潮時間をチェックできます。
またバードウォッチングの際に持っていくと良いグッズ類の紹介もされています。

渡り鳥のシーズンは今から5月頃、それが終わると今度は秋を待たねばなりません。
今だけの鳥たちの姿を見に行きませんか?

日時

体験名 ラムサール条約湿地の東よか干潟でバードウォッチング
場所 東よか干潟
当館から車で約1時間。東よか公園が駐車場もトイレ、干潟のインフォメーションセンターの「東よか干潟ガイダンスルーム」が設置されています。また、説明用のボードや双眼鏡などもあって観測にはうってつけです。
渡り鳥達が増えるのは春と秋。満潮の前後1~2時間がオススメ。
こちらから潮見表をダウンロードできます。



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