實相院

On 7月 19, 2016, Posted by , In 観光スポット, With No Comments

和銅5年(712)に行基が現在の寺域の近隣にある岩屋山に開基した神宮寺が始まりとされます。今の寺域はその380年後の寛治3年(1089)河上神社(与止日女神社)の僧円尋が、別所一帯を開墾し建立しました。
薬師如来を本尊とする真言宗の寺院で、幕政時代には佐賀藩龍造寺家や鍋島家の祈祷寺でもありました。

正式名称は「河上山神通密寺實相院」。屋根は入母屋造り、桟瓦葺。
山門の入り口にある仁王門の両妻部を板壁、両脇部の正面と内側の上半を格子として、その内部に仁王尊像を安置しています。この門の建立年代については、江戸時代前半であると考えられています。

毎年4月10日~20日の10日間、6名の僧侶が写経と納経を延々と行い、最終日には写経と過去帳を御輿に載せて経塚に運び収める「お経会」という大法要が行われます。
これまでに中止されたのは、島原の乱の年など17世紀に2回のみ。建立の年から900年以上に渡り、延々と行われています。

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