【佐賀で体験】お隣の山の庭園「十可苑」が11月12日から開苑


今年も山の木々が色づき始めましたが、紅葉のスポットと言えば外せないのがお隣の山の庭園「十可苑」。
佐賀藩主・鍋島家ゆかりのこの庭園は美しい時期だけ開苑するのが信条で、今年の秋の開苑は11月12日(日)からだそうです。
閉園は例年12月上旬ですが、庭園の木々の状況次第となります。

この「十可苑」、魅力はなんと言っても山の斜面を活かした構成です。
通常庭園というと平地にあって人工的に作られた丘や池やせせらぎを見る場合が多いですよね。
もちろんそうした庭園の造形の美と言うのも魅力的ですが、十可苑の場合、うねうねと木々の間を登ったり降ったり、山道を彷徨いながら森を楽しむような庭園となっています。

ちょっとひと登り、ちょっと一降りするだけで、一箇所木々の横を過ぎただけで見える景観がぐっと変わる(それも通常の庭園だとあまり無い上下の変化がある)のはなかなかに刺激的です。
(ただ、逆に言えば足腰のお辛い方だと若干楽しみ辛いかとは思います。)

また苑内には、佐賀を代表する美人画の巨匠・立石春美(たていし はるみ:1908-1994)の作品を収蔵した立石春美記念美術館も併設されていて、入苑者は無料で観覧が出来ます。

個人的にオススメは、入ってすぐの茶店の前から右手に登る山道に入って巡りつつ上を目指し、展望台(アームストロング砲の模型があります)まで進んだら一休み。その後そこから別の道を降って滝の前に至り、立石春美記念美術館を観覧…というルートでしょうか。

この地はもともと「十可亭」という名で呼ばれた鍋島家の別荘地でした。
幕末維新に「佐賀の怪物」と呼ばれた鍋島閑叟(なべしまかんそう)こと鍋島直正はこの地を愛し、ここで書を読み思索にふけり、時にはここから政務を執ったことも有ると言われています。
その死に際してもこの地に埋葬するよう遺言しており、十可苑内ではありませんが歩いて10分ほどの所、龍登園をはさんだ山間の静かな森の中に、直正の墓所があります
来年は明治維新からちょうど150年目。
十可苑を楽しんだ後に墓所もお参りされて、維新の激動期の日本に大きな影響を与えた鍋島直正の一生に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

企画名 十可苑 秋の開苑
期間 2017年11月12日(日)~12月上旬 9:30-17:00
※閉苑日は木々の状況による
料金 中学生以上:600円 / 小学生以下:無料
※立石春美記念美術館の入館料含む
場所 当館から歩いて5分 現地無料駐車場あり
佐賀市大和町大字梅野244-11
お問い合せ 十可苑 TEL:0952-62-0012



※この記事は投稿日時時点の情報です。継続的な情報更新は致しません。最新の状況についてはお問合せご確認下さいますようお願いいたします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です