第10回Joy of Saga-Sake in FUKUOKAに行ってきました その2

先日書いたJoy of Saga-Sake in Fukuokaに参加した記事で書けなかった、そこで気に入ったお酒の紹介をさせて頂こうと思います。

ただ、初めに申し上げますが、あくまで私の主観でございますことをご了承下さい。

これは当日のセミナーでも小松酒造の社長の小松大祐さんが話されていたのですが、あるお酒の品評会で、参加した酒造会社それぞれのお酒をブラインドで評価・ランキングする企画があったそうなのですが、1票も獲得出来なかった蔵は無かったそうです。
つまり、お酒の美味しさは実に個人差があるって言うことですね。

また、前回の記事でも書きました様に、私全てのブースは廻ることが出来ませんでしたし、廻ったブースでも1~2種しか試飲出来ませんでした。
その範囲内であることを、どうぞお含み置き下さい。

なお、順は不同です。

さて、前置きが長くなりましたが、まず、とても衝撃を受けた銘柄から紹介しましょう!!

「鍋島 New Moon」 富久千代酒造
インターナショナルワインチャレンジで金賞を受賞した「鍋島 大吟醸」を生み出した蔵の今年の新酒です。
酒米に雄山錦を使っているためでしょうか。
ちょっと独特な香りと芳醇なブランディを思わせる様な濃厚な味わいがあり、後味も一味違います。
同社の「鍋島 純米吟醸」が割とガツッと来る感じ、「鍋島 中汲み純米吟醸」が極めてフルーティなのと比べると、頭一つ奥が深い様に感じました。

「天山 純米大吟醸 蛍川」 天山酒造
小城市の酒蔵天山酒造さんのお酒。
こちらは山田錦を使っていますが、これまた一味違う独特な味と香りを持ちます。
一般的な吟醸酒のイメージではくくれない感じですね。
同社の「大吟醸 飛天山」も試飲したのですが、こちらはより削り込んだ透明感があるタイプで素敵ですが、比較すると誰にでも喜んで頂けるのはそちらだと思うのですが、個人的には「蛍川」のこの個性は好きですねぇ。

「宗政 純米吟醸酒 -15」 宗政酒造
有田の宗政酒造さんの甘口のお酒です。
-15と言うのは酒度で、+なら辛口、-なら甘口なので、超~甘口なわけですが、ここが落とし穴。
甘口のお酒と聞くとモッタリ口に残るイメージありませんか?このお酒は違うのです。
確かに甘口なんですが飲み口はあくまで軽く、口の中で香りが後味がぐわっと拡がる感じ。
甘口のお酒の印象が変わりました。

「聚楽太閤 大吟醸中汲み瓶囲い」 鳴滝酒造
唐津の鳴滝酒造さんのお酒です。
平成21年に醸造され2年近く熟成させたお酒です。
一般にゆっくり熟成させたお酒は角が取れて丸みを帯びると言いますが、正にまろやかな飲み口で、しかも個性的な味と香りがぐぐっと迫ってくる感じです。
どっしりとした存在感のあるお酒です。

「聚楽太閤 本醸造 生貯蔵酒」 鳴滝酒造
同じく鳴滝酒造さんが東京・青山で行われた“様々なおつまみと組み合わせても美味しいお酒”を選ぶ「酔っても旨い 九州S-1グランプリ」でグランプリを獲得したお酒です。
生貯蔵酒というのは、日本酒好きには極めて妖しい魅力を持つものですが、このお酒も正に生貯蔵酒らしいガツッとした個性的な味わいです。
確かに濃いめの味のお料理とも相乗効果を生みだせる、強いお酒です。

「特別純米 佐嘉の穣」 大和酒造
龍登園でのお馴染みの大和酒造さんのお酒ですが、「純米 肥前杜氏」と同じレイホウを酒米に使った秋だけの期間限定品です。
あっさりとした軽い飲み口ながら芳醇な味と香りが口中で膨らみ豊かな後味が残るお酒です。
また、ちょっとしたことですが、遮光のための包装に醸造した時の佐賀新聞を使っているのも面白いアイディアですね。(お土産なんかに良さそう!)

「東鶴 純米吟醸山田錦」 東鶴酒造
多久の東鶴酒造さんのお酒。
だいぶ色々頂いて良い気分になってきた=味がわからなくなってきた段階で頂きました。
が、
しっかりとした吟醸香とすっきり際立った味わいが楽しめました。
びっくりして若い社長さんに聞いてみた所、「味や香りをしっかり出させること」をテーマに作ったお酒なんだそうです。なるほど。
(ただ、社長さんのお薦めとしては、宴の最初にこの純米吟醸でスタートして、途中からは飲み飽きない感じで食中酒向けの特別純米酒に切り替えることなんだそうです。)

「能古見 大吟醸」 馬場酒造場
こちらもだいぶ色々頂いてから試飲しても、しっかりした味と香りが楽しめるお酒でした。
こちらのブースでは、他のブースと違い、お酒をクーラーに入れずに用意されてました。
冷やさないと香りより味が強調されるそうです。
他のブースで氷で冷やしているのは、そのお酒の香りを楽しんで頂くことが重要と考えているからですが、こちらの場合、元々の味を試して欲しいとの考えから敢えてこうしているんだそうです。
確かに濃厚な味わいが楽しめました。

「天吹 純米吟醸 いちご酵母 雄町」 天吹酒造
三養基の天吹酒造さんのお酒ですが、初めに言っておきますが「いちご味」ではありません。
このシリーズのこだわりは天然酵母を使うことだそうで、これはいちごの天然酵母から作ったお酒なのですが、イメージよりも割とガツッとくる強い飲み口で口の中でフワッと拡がるタイプでした。
同じ酒蔵の「純米吟醸 すぱーくりんぐ」と合わせ、酒宴の話題造りにも良いと思います。

「プリュム南高梅」 松浦一酒造
カッパのミイラがあることで有名なこちらの酒蔵の日本酒ではなくて梅酒なのです。
通常梅酒というと甲類のホワイトリカーで漬けるのが一般的ですが、こちらでは、専用の日本酒を造りそれを使って漬けるんだそうです。
一口飲んでその濃厚さにびっくり!
とろりとした梅酒で、そのままロックでも美味しそうですが、軽くするならソーダ割りが言いそうです。

以上。

たった10種でスミマセン。
多分、もっともっと「これは!」という商品はあったと思います。
もっと時間があったらば!
そして酔っぱらわない身体があったらば!

とまれ。

これらの個性的な佐賀の日本酒を、龍登園をご利用の方にも楽しんで頂ける様、提案していきたいと考えてます。

最後に、参加各酒造会社の皆様、佐賀県酒造組合の皆様、佐蔵会の皆様、お疲れ様でした!!

追伸1
ちなみにおつまみとして付いておりましたオードブルはこんな感じでした。
それと、各酒造メーカーの情報満載のパンフレットが首掛け式なのはGoodだと思いました。

追伸2
会場の卓で隣り合った方は北海道の飲食店のアドバイザーをされてる方で、その方曰く「北海道は良い日本酒の蔵が無いので全国を探しまわってます。佐賀は良い酒蔵が多いですね!」とおっしゃってました。
また、別な方は普通のサラリーマンですが、佐賀の日本酒が好きになったそうです。
佐賀の日本酒のファンを増やすイベントとしては成功だったと思います?

追伸3
私もまた来たい!!

※この記事は投稿日時時点の情報です。継続的な情報更新は致しません。最新の状況についてはお問合せご確認下さいますようお願いいたします。

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